建築設計監理業務の内容とプロセス　【費用】

※標準的な木造新築住宅の例でご説明します。

●はじめに　【無料】

メールまたはお電話にてお気軽にお問合せください

各種条件やご要望、スケジュール等をお伺いします。

●調査とご提案

【住宅の場合、5万円～１０万円（規模による）】【その他の場合、お見積りいたします】

ご提案をご希望の場合はできる限り直接のお打ち合わせをさせていただきます。

その際、事前に設計の進め方と設計費用について、具体的にご説明いたします。

オリジナルの「住まいカルテ」を用いて、具体的なご要望や住まいのイメージ、また現時点での

不明な点や未決定要素を双方で把握し共有する作業をします。

私どもで敷地調査をし、法的条件を整理した上で、「住まいカルテ」をもとに、

最適と思われる「住まい」のプランをご提案をさせて頂きます。

その間、疑問点については随時ご相談いただいております。

期間は通常は1か月ほどです。

●設計監理契約

【設計監理料の２０％のお支払い】【別途費用：必要に応じて敷地測量費、地盤調査費等】

ご提案のプランをもとに、今後設計、工事を進めていかれたい場合、

設計・工事監理契約を交わします。

●基本設計

お打ち合わせをしながら具体的な設計を進めていきます。

お打ち合わせには図面のほかに、イメージ図、模型、建材サンプル等を適宜用いて

イメージしやすいかたちで確認をしていただきます。

同時進行で、構造設計、設備設計等も検討を重ねます。規模や難易度により

これらを専門設計事務所に依頼するケースもあります。

予算に応じて、この時点で概算工事費用をお出しします。

期間は通常2か月～3か月ほどです。

●実施設計　【実施設計完了時：設計監理料の４０％】

基本設計図をもとに、より詳細な内容を決定していきます。

建物の仕上げ材、造作材、キッチンや水回り、照明器具などの設備の選定をし

必要に応じてショールーム等でご一緒し、現物をみながらの確認を行います。

見積り、工事に必要な実施設計図一式をまとめます。

期間は通常2か月～3か月ほどです。

●見積り・建築確認申請　【別途費用：確認申請料、その他申請手続きがある場合の申請料実費】

通常は１～３社ほどの施工会社に見積りを依頼し、比較検討の上決定します。

見積内容を精査し、予算を上回る場合は内容を調整のうえ、減額変更をご提案し

最終的に工事金額、内容を決定します。

計画案と工事金額が決定後に建築確認申請の作業と手続きを行います。

期間は通常2か月～3か月ほどです。

●工事請負契約

お施主様と施工会社の間で、工事請負契約を交わします。

その後、工事開始までに、必要に応じて近隣挨拶、地鎮祭等をとり行います。

●本工事　【工事開始時：設計監理料の２０％】【別途費用：中間検査費用実費】

工事現場に出向き、監理を週一回のペースで行います。

お施主様の見学も同行します。工事がすみやかに行われるよう、施工会社と打ち合わせの上

調整や、詳細図の作成等を行います。

途中の建築確認の中間検査、構造検査がある場合、検査立ち合い業務を行います。

期間は通常４か月～８か月（建物規模と構造によります）

●完了検査・お引渡し　【お引渡し時：設計監理料の２０％】【別途費用：完了検査費用実費】

建築確認の完了検査のほか、監理検査、施工会社の検査を経て、施主検査を行っていただきます。

指摘事項がある場合、是正工事を行い、完成物件の施工会社からお施主様へのお引渡しとなります。

●メンテナンス

施工会社が行う１年目点検に弊社も同行いたします。

また、住みはじめてからの不具合やアドバイスのご希望がありましたら、ご連絡をいただき

対応いたします。

 

■その他の注意事項

・設計期間、工事期間は通常1年～2年となりますが、ご都合や状況により前後いたします。

・当事務所が作成しました提案図、設計図面、建築物は著作権（財産権、人格権）が発生します。

　提出物の複製、他社（他者）への転用や譲渡はご遠慮頂いております。

・設計監理料は構造種別、難易度で算定いたします。

・工事完了後に当事務所のオープンハウスや取材撮影にできるかぎりご協力をお願いいたします。